セミナー概要
第59回の炭素材料夏季セミナーは感染対策に十分配慮しながら1年ぶりの対面開催といたします。炭素材料分野あるいはサイエンスコミュニケーション分野において、国内外問わず活躍されている研究者の先生方による講演会、企業の事業紹介、学生によるポスター発表を2日間に渡って開催する企画を進めています。優秀なポスター発表を行った学生に優秀ポスター発表賞を授与します。また、ここ数年で恒例となっている学生-企業研究者との交流の機会である「企業セッション」も開催します。
本セミナーは2014年末に設置された次世代の会の中心的活動の一つとして、若手研究者有志が独自に企画運営することを特長としており、炭素材料の研究に携わる産学官の研究者・技術者および若い学生が一堂に会し、身近に接し議論をする機会として年々好評を博しております。また、1年ぶりの対面開催となる本セミナーは、今後の炭素材料会を担う学生の方々にとっては、先輩研究者あるいは企業の方との交流を図る絶好の場でもあります。
世代や所属の垣根を越えた研究交流を深めて頂けますよう、学生、若手、ベテラン問わず多数の大学、企業、公的研究機関の皆様のご参加を歓迎申し上げます。
第59回炭素材料夏季セミナー実行委員会
御礼とポスター賞受賞者
おかげさまで夏季セミナーを無事に終了することができました。ご講演頂いた講師の先生方、ご参加頂いた皆さまには厚く御礼申し上げます。また、来年度の夏季セミナーでもお目にかかれるのを楽しみにしています。
学生ポスター発表で、ポスター賞を受賞された方は次の通りです。(順不同)
P02「ポリ塩化ビニリデンの炭素化に及ぼす塩素ガスの影響」
P05「カーボンナノチューブ薄膜トランジスタに対する高い温度耐性を有するp型ドーピング法の開発」
P27「周波数領域サーモリフレクタンス法による熱物性計測手法の高精度化」
P04「温度・圧力制御 129Xe-NMR 法による細孔構造評価法確立を目指して」
P09「柔らかいカーボン構造体の設計指針」
P14「活性炭の細孔内部に複合化したペリレンの電気化学キャパシタ特性評価」
P37「難黒鉛化性炭素/電解液界面におけるナトリウムイオンの挙動解析」
P15「高温高圧チャネルフロー電気化学測定装置の開発」
P16「層交換多層グラフェンの膜厚変調による負極性能の考察」
P28「グラフェンライクグラファイトのアニオン挿入脱離反応の速度論的解析」
P19「活性炭細孔内に吸着したアントラセンの電解酸化により得られた活性炭/アントラキノン複合体の電気化学キャパシタ特性」
P24「ポリノルボルナジエンを複合化させた活性炭の細孔構造の評価」
重要な期日
2022年7月29日 | 参加申し込み締め切り 申込フォームは【こちら】です 申込み締め切りました。多数のお申し込みありがとうございます。 |
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2022年8月6日 | 参加費振り込み締め切り 振込先については申込確認メールに記載されます。 |
2022年8月19日 | 学生講演要旨提出締め切り テンプレート アップロード先は【こちら】です |
2022年8月31日 | ポスター発表要旨集ファイル メール送付(要旨公開日) |
2022年9月1日〜2日 | 夏季セミナー当日 |
参加費
炭素材料学会・協賛学会員 | 13,000円 |
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学生 | 5,000円 (非会員であっても学籍を持つ方であれば対象となります。) |
炭素材料学会賛助会員・協賛法人会員 | 15,000円 |
非会員 | 20,000円 |
主催・協賛
主催 | 炭素材料学会 次世代の会 |
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協賛 | 応用物理学会、化学工学会、日本吸着学会、黒鉛化合物研究会 電気化学会関西支部 |
会場
会場 | キャンパスプラザ京都 アクセス・地図 〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939 |
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お問合せ先
tanso-summer[at]conf.bunken.co.jp([at]を@に変更してください。) |
第59回炭素材料夏季セミナー実行委員会
実行委員長: 宮崎晃平
会計: 宮原雄人
プログラム: 野々口斐之
ポスター発表: 廣谷潤
企業セッション: 増田佳穂